社会福祉士とは

今回は社会福祉士とはどんな資格なのか述べていきたいと思います。
 
社会福祉士及び介護福祉士法」には、社会福祉士とは「専門的知識及び技術をもって、身体上もしくは精神上の障害があること、または環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、助言、指導、福祉サービスを提供する者又たは 医師その他の保健医療サービスを提供する者その他の関係者との連携及び調整その他の援助を行うことを業とする者」とされています。(公益社団法人日本社会福祉士会のHPより引用)
 
 
社会福祉士とはソーシャルワーカーになるための国家資格とでもいうのでしょうか。相談援助の専門職です。
社会福祉士の活躍の場は本当に多岐にわたります。
高齢者施設、障害者施設、児童養護施設、病院、行政、独立などなど
あげればきりがないです。
精神的・身体的・経済的に困っている方の相談にのり、問題を解決したり、支えたりして支援していく仕事をします。基本的には身体的な介護などはしません。
相談内容様々なケースがありクライアント(相談者)のニーズを適切につかむために、知識と相談援助技術が必要になります。
 
 
・名称独占
社会福祉士は名称独占の国家資格となります。つまり、資格もないのに名乗ってはいけませんということです。しかし、医師や弁護士等の業務独占の資格とは違い、社会福祉士でなければソーシャルワーカーの仕事をしてはいけないわけではありません。
言ってしまえば資格がなくても社会福祉士の仕事ができます。とは言っても無資格のソーシャルワーカーとは違い専門職としての水準の高さを表すものになるのではないでしょうか。
完全に主観ではありますが、昔からソーシャルワーカーの仕事をしている方は結構、無資格の方が多い印象があります。そういった方々はやはり、経験に裏付けされた説得力がありますね。経験ありきの仕事ですからね。
最近では施設基準に社会福祉士の配置を義務付けるなど、社会福祉士のニーズは高まってきています。
 
・試験内容
広く浅くといった感じです。出題数は150問で、全体の6割程の正答率で合格になるようです。詳しくはこちらをご覧ください。(公益財団法人社会福祉振興・試験センターのHP)
社会福祉のすべてを網羅したような試験内容になります。私R(あーる)は、恥ずかしながらソーシャルワーカーの仕事をするようになってから試験の内容がわかったような気がします。大学在学中の試験勉強では意味がわからなく混乱していましたが、福祉の仕事をするようになって初めて点と点が線になったような感覚を味わいました。あくまでも高齢や医療等の分野においての話になりますが、、、児童福祉や更生保護など仕事上あまり関わりのない分野に関しては、今だに苦手分野になります。汗
 
・受験資格、合格率
受験資格はある大学や短大、専門学校、養成施設で所定のカリキュラムを修了すると受験資格を得ることができます。
毎年4,500人弱の受験者に対して3割弱程の合格率となっているようです。ひとつでも0点の科目があると不合格になってしまうのでいかに苦手科目をなくすかと、問題の量が多いので解答のスピードをあげることがポイントになるのではないでしょうか。
 
 
 
だらだらと書きましたが、だれにでもわかりやく述べると
 
社会福祉における相談援助のスペシャリスト。
ではないでしょうか。
みなさんも何かお困りのことがありましたらお近くの社会福祉士まで、、、
 
 
ブログをはじめたばかりですが、自分の考えを文章にして伝えるってすごく難しいですね、、、これから頑張って勉強していきます。